「何よりもお寺に親しみを持っていただきたい」という住職の願いは、春夏秋冬の催事を通して、
地域に根ざしたお寺であろうとする、妙法寺の姿勢に表れています。
これからも、四季の移ろいとともに訪れる時を感じながら、未来を語れる寺でありたいと思います。
当山ではお寺をいっそう開放し、以前の宗旨・宗派を問わず、通夜・葬儀・法事にいたる供養の全てが
行えるだけでなく、寺子屋塾や寺カフェなど、地域に根ざした交流も盛んです。
また毎年夏には、未来の環境や生きものに関心をもっていただけるよう、
寺庭でホタル自生観蛍会を開くなど、明るいお寺を目指して、様々な取組みを行っております。
広大なお寺の中で、大地から汲み上げた井戸水が流れる小川がある蜻蛉庭。
毎年初夏には、ホタルが飛び舞います。庭に息づく小さな生き物たちや、ホタルの暖かく優しい光をご覧になってください。
毎年6月初旬、ホタル「観蛍会」に合わせ、同日夜に本堂にて開演しています。地域の皆様に、美しいオカリナの音色や、馬頭琴の柔らかい音質、奥行きのある独特の響きを楽しんで頂いています。荘厳な大本堂での音楽は、まさに明るい霊山浄土の世界を感じる事ができます。
寺子屋塾「TERAKKO(てらっこ)」では、個別指導で丁寧にコーチングし、子供達一人一人の英語の実力を伸ばしていきます。子供達に学ぶことの大切さ、楽しさを教えるとともに、子供達が未来を切り開くための手助けをしています。
お檀家さんがお参りの際に、お檀家さん同士で交流し語り合える場所、また、現代社会の忙しい日々を生きる皆様が、仕事や家事など沢山の物事から少し離れ、心を落ち着ける場所を作りたいと願い、「寺カフェ あわも(=淡雲)」を開いています。
様々な災害が身近に潜む昨今、清掃用の水だけでなく、災害時に臨時に仮設する風呂や便所などの流し水や緊急用浄水として、境内内に六基設置し、地域の人々に開放しています。
災害時は地域の人々の緊急避難場所として開放しています。福岡市中央区役所と協力し、防災マップの緊急避難場所にも指定しています。
妙法寺は以下の体制で、寺院内外の活動をしております。